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物語 スイスの歴史―知恵ある孤高の小国 (中公新書)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 154175 位
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国連加盟の道を選んだ「ヨーロッパの台風の目」
山岳国家という特殊性もあるが、ローマ人の征服、ゲルマン人の侵入とフランク王国の成立、「神聖ローマ帝国」とハプスブルク家の台頭、宗教改革、三十年戦争とウェストファリア体制の確立(事実上のスイスの独立)、フランス革命とナポレオン戦争、ドイツとイタリア統一とビスマルク体制、第一次世界大戦、ナチス・ドイツの台頭、そして戦後の欧州連合実現の流れと、次々と嵐のように変化する欧州の枠組みのなかで、スイスの人たちはその時代の状況と周辺勢力との絶妙なバランス感覚で臨み、独立国家を発展させた。変遷する欧州の枠組みを台風にたとえるならば、スイスは言わば「台風の目」といったところであろう。スイスの孤高は欧州の激動と決して無関係ではない。そういう意味で「スイス」から欧州全体と将来を見る視座もあり得よう。そのスイスもついに国連加盟。欧州の孤高国は、世界の孤高国である道を選ばなかった。今後の国際貢献も注目されるスイス理解のために役立つ本。
小国ならではの知恵
副題にあるとおり、大国に囲まれた「小国スイス」が、侵略を逃れて存続するためにどのような知恵を発揮したかが描かれている。傭兵国家スイス、工業国スイス、大勢に与しない頑固なスイス…、そういったバラバラなイメージが、これを読んで一つにまとまった。
その名の通りの本
書名のとおり、スイスの歴史が、ローマ時代のカエサルの時代から現代の政治形態まで、網羅的に書かれています。1冊でスイスの歴史を勉強したいなら持って来いだと思います。 2000年あまりの歴史を1冊にまとめているため、詳細なことには触れられていませんが、スイス連邦の成り立ち、いかにして、永世中立国になったか、など、有史以来のスイスの生い立ちの概観が理解できました。また、これまでの私が学んだヨーロッパ史はフランスやイタリアなどの大国からの視点が、主なものだったため、新鮮な感覚を抱きました。
中央公論新社
黒いスイス (新潮新書) スイス探訪―したたかなスイス人のしなやかな生き方 (角川文庫) スイス的生活術―アルプスの国の味わい方 物語 ウクライナの歴史―ヨーロッパ最後の大国 (中公新書) 物語 北欧の歴史―モデル国家の生成 (中公新書)
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